moonの「文句あるなら言っちまえ」

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zoom RSS 手術終了&覚書

<<   作成日時 : 2007/05/16 23:44   >>

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本日8:30よりのダンナの手術、ほぼ予定時間通りの10:00過ぎに無事終了しました。
ご心配いただいた皆さまに、ご報告と心よりの御礼を申し上げます。
ここから先は、私の(ダンナのための)覚書です。

昨夜私は1:30頃就寝。やはり心配だったため寝つきはあまりよくなかった。が、寝たら今度は睡眠時間がやや短いために起床が辛い。結局家を出るぎりぎりの7:00に飛び起きる。
7:30病院到着。ダンナはベッドでおとなしくしていた。術衣と使い捨ての被り物が届けられている。後で聞いたのだが、その時間にはすでに医師二人による診察が済んでいたらしい(まだ誰もいない間に時間をかけて診て下さったそうだ)。
本人はやはり夕べは眠れなかったらしい。そりゃそうだろう。腹をくくって手術を受けるだけでも十分だと思うので、「いやだなぁ」を連発するのも聞き流す。
点滴をして、点眼をして準備する。術衣はTシャツの上に羽織るだけだった。内臓を切るような手術と違うので、オペ室に入るための形式のようなものか。
看護師さんに付き添われ、ワンフロア上の中央手術室に向かう。私はそこで見送る。後1時間半。部屋でお待ちくださいといわれたが、それもなんだかマヌケだしほかの患者さんに悪いし、ということで朝食をとりに外へ出る。とりあえず1時間時間をつぶして、お茶とオレンジジュースを買って戻る。部屋の共同冷蔵庫に二つをしまい、オペ室のドアで30分待つ。
10時過ぎ、オペ室から足取りの怪しいダンナが出てきた。元々極度の近視なのに、片目眼帯でめがね無しだから、ほとんど見えない状態らしい。それでも歩いて(点滴スタンドを引っ張って)出てきたので、安心した。
最初の麻酔(眼の周りに何本も打たれる)がとてつもなく痛かったそうだ。「あんたなら泣いちゃってますよ」とか言っていた。その後のことは緊張していて良く覚えていないそうだ。本人に聞いても、結局どの術式で手術したのかなどはわからない。
喉が渇いたと騒ぐダンナに飲み物を与えていいのか、この後どのくらい私は部屋にいていいのか(何せ面会時間外)、看護師に聞いても(これが新人さんだったらしい)これまた何もわからない。しばし待って「飲み物はどうぞ。先生は後で来ると思います。奥さんは時間のある限りここにいてくださってOKです。12:30まで安静にしていてください。その後で昼食が出ます」などという伝言が来た。
この間点滴に抗生剤が追加される。ダンナはほとんど5分おきに「今何時?」と聞いてくる。麻酔が効いているらしく、右目の周辺の皮膚に感覚がないので面白がっていた。痛くもないという。思ったより元気そうで良かった。時間が経つのが遅いが、昼に近くなって女性医師が様子を見に来てくださった。
今回はバックリング方式(眼球の外側からのアプローチ)でうまくいったのだそうだ。シリコンオイルもガスも入れていないので、姿勢の固定もなくて良いそう。再手術が必要になるかどうかは、このあとの診察如何(網膜がきちんと定着するかどうか)だが、これならば予定通り金曜日には一旦退院できるという。
他の人より30分遅れで昼食になる。味が薄いとか、見えなくて食べづらいとか文句たれながらも完食。私の知っている病院食の中でも、かなりまともな方だと思うけどな、おいしそう。
私は14時近くなって自分の昼食をとりに病院を出る。秋葉原でパスタを食した後、一旦家に帰る。ほんの少しだけ横になったが、30分ほど眠っていた間にやけに怖い夢を見たので、昼寝は中止。17時ごろ再び病院へ。途中でリクエストのあったオレンジジュースと「生クリームの何か」(エクレアになった)を買出し。
ダンナは寝ていた。まぁ疲れていたんだろう。
夕食も完食し、食欲はバリバリにあるそうだ。夕食直後にエクレアを食べ「あー生き返る〜〜」などと言っている。麻酔の効き目が薄らいできたのか、ちくちくする、眼を動かすと痛いと盛んに訴える。だが話す元気も食べる元気もあるらしく、手術前の凹んでいた時とは別人になっていた。
夕食後のんびりしていたら、主治医が登場。私は初めてお話させていただくのだが、気さくな優しそうな先生だった。
今回の手術はかなりうまくいったとの事。昔だったら「大手術ですよ」と仰る。現在でも九州あたりでは(この例えが良くわからなかったが)2週間の入院に匹敵するものだそうだ。
ダンナのケースは(網膜剥離の)素性が良くわからないそうで、多分数年前から剥離自体はあったと想像されるのだそうだ。視野欠損(見えない部分)があったはずだが、それが視界の端のほう(彼の場合は上)だと気がつかないケースもあるようで、それが数年かかって剥離が進行して、状態としてはかなりこじれていたという。ただバックリングで綺麗にくっついたので、このままうまくいけば定着してくれるだろうと。
ちくちくするのは、縫ったせい。ちなみに何針ぐらい?との私の問いには「20針以上です」とあっさり仰る。将来的にコンタクトレンズを入れるために、かなり細かく縫ってくださったそうで。抜糸とか・・・のダンナの問いには「溶ける糸を使いました。抜糸のときには逃げちゃいそうでしたから」(←ダンナの先端恐怖症のことを言っているらしい)
今後、3週間は洗顔禁止。洗髪は誰かに洗ってもらうとか、人によっては水中眼鏡使用とか、防水シートを使うとか、みんなそれぞれ工夫しているらしい。要は患部に水が入るのは絶対に避けなければいけないそうだ。振動を与えないように歯磨きが禁止される例もあるというので聞いてみたが、それは問題ないそうだ。
視力が安定してくるのは数ヶ月どころか1年ほどかかるという。コンタクトは3ヶ月以上は論外で禁止。点眼薬の必要になる間はもってのほかですと。社会復帰はいつ頃可能ですか? には、「退院して翌日から仕事に行く人もいます。そういう意味では可能ですが、それは簡単に休めない人がいるからで、人によるということです」
明日あたりから麻酔が抜けてくるが、飲み薬の痛み止めが処方されるので、それで大抵の場合は乗り切れると仰る。眼帯も(現在は絆創膏のお化けのようなもので患部を覆っている)退院時には無理やりはずすのそうだ。この先も眼帯はしないでくれという。温度が上がって細菌が繁殖するのが怖いからというのがその理由。傷が落ち着くまでは少しグロいかも。
これからの諸々の不自由は確かにあるが、それでも見えなくなっていたかもしれない眼が、見えるようになるのだ、このくらいは充分に我慢の範疇だろう。
早朝から働きづめの先生が退出した後、「そんなに(20針も)縫ったのかー、頑張ったな私」などと自分で自分を褒めているダンナ。はいはい、えらかったよー。
私も今日は結局12時間も病院にいることになる。えらいじゃん。


面会時間終了のアナウンスが流れると同時に病院を後にした。明日は仕事、通常勤務。さすがにちょっと疲れたよ。それでも無事に済んでよかった。
心配ではあったけどドツボに嵌らずにいられたことで、私は自分自身のうつ病からの完全治癒を確信もした。本当に良かった。


今回お世話になったのは、三井記念病院。田中住美先生、島田麻恵先生、眼科のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
ご主人の手術、無事お済みになったようで、よかったですね。手術前のご主人のナーバスな様子と術後のちょっとハイな感じが手に取るようにわかり、失礼ながらクスクス笑ってしまいました。ご本人はさぞツラい気分でしたでしょうに、すみません。m(__)m
moonさんもお疲れ様です。ご主人が普段通りの生活に戻るまで、何かと大変でしょうけど、無理なさいませんように。陰ながら応援していますp(^^)q
::frescura::
2007/05/17 04:46
無事に済んで良かったです。

ご主人先端恐怖症なのにものすごくがんばりましたね〜。

お疲れ様です。まずは一安心ですね。
お二人とも無理せずゆっくりと養生してくださいね。
まんもす
2007/05/17 10:03
ご主人の手術が無事成功して良かったですね。
献身的な看護は疲れると思いますがこれからが重要かと思います。
患部が重要な眼だけに注意してあげてください。
無理と焦りはどの病気も一緒です。
お気を付け下さい。♡→ܫ←♡♪
ふーとん
2007/05/17 15:29
明日の朝、予定通り退院です。激動の一週間でした〜〜〜。

★::frescura::さん、ありがとうございます。
あはは、本当にダンナの変化はそばで見ている私もおかしかったですよ。術衣を着て帽子をかぶって点滴している直前の姿を、(記念写真撮りてー)と私は思ったのですが、あの時にそう言ったら怒られていたでしょう。だから黙っていたのですが、手術後に元気になったときは点滴を見上げて「病人みたいだな、写真撮っておこうかな」とか言ってましたもん。なんと彼は点滴の針も初体験だったのでした。
これから大変ですが、何とかなるでしょう。不自由を嘆くのではなく、知恵と工夫で乗り切って楽しく過ごしたいです。
moon
2007/05/17 22:52
★まんもすさん、ありがとうございます。
ほんとにダンナは頑張りましたよ。私もそこまでとは思ってなかったのですが、彼の先端恐怖症はかなりひどいみたいです。よくもまぁ手術が耐えられたものだと感心しました。
目の手術はもうこりごりだ、精神的にきつすぎると、今日もしみじみ言っていましたが、それでもそう言える様になっただけ良かったなーと思います。
さすがに私も疲れましたが、帰ってきたらしばらくはお互い褒めあって暮らします(笑)。

★ふーとんさん、ありがとうございます。
でも「献身的な看護」なんてもんじゃないですよ。そう言われるととても恥ずかしい。病人になったダンナはわがままで、その要求のうちの何分の一かしか聞いてあげられなかったので。
それでも、私がいなかったらかなり不自由だったはずで、そのことは今ダンナは良く判っていると思います。それもまぁお互い様なんですよね。手術は終わったけど、回復までに大切なのは確かにこれからです。私がしっかり生活をコントロールしないといけないんだと思うので、頑張りますわ。
moon
2007/05/17 22:52
moonちゃん、はじめてカキコします。大変だったね。Mちゃんから聞いて急いでココに来ました。目が見えなくなっていく恐怖、ご主人よく頑張ったね。moonちゃん、内心は違うかもしれないけど、ど〜んと構えた感じで、ご主人からしたら本当に頼りになったのではないかな。お疲れさまでした。男性は痛みに弱いから、女性が想像する数倍は恐かったんじゃないかな。当分はワガママも許してあげないとね〜まだまだ大変だ〜。ガンバレ♪
niconico
2007/05/18 21:40
★niconicoちゃん、ありがと〜〜〜!(ミニnicoは元気ですか?) いやもう一週間前は京王プラザで酔っ払っていたのにねぇ(笑)。Mちゃんにも挨拶しないで帰って来ちゃったっけそう言えば。よろしく伝えてねん。
ダンナの手術前後は私に(病院に)「来なくてもいいよ」とか言うのに、直前になると「何時に来てくれるの?」とか「おねがいしますよ〜」とか言ってておかしかったです。私の存在がどんなにありがたいかわかったか、おいこら。そう言っても知らん振りしてますけどね、今は。この一週間、ダンナは頑張ったけど、私も疲れました、うん。この土日は寝て暮らそうと思ってます♪
moon
2007/05/18 23:16
無事に終了し、ご退院もされたようでおめでとうございます。
詳細を拝読し、これは参考になると思いました。いつも思いますことですが、moonさんは記録力というのか、記憶もきちんとしていらっしゃるし冷静に記録する能力がおありですね。必要なことをきちんと記録するっていうのか。これは、今後誰にとっても重要な記録になると思います。そういう意味で、私も充分参考にさせていただきます。(今のところ、入院とか手術とか、何の予定もございませんけどね)
友達が網膜はく離の手術をしたから知っていたつもりですが、やはりそんなに簡単な話ではないんだな〜ってよくわかりました。友達は簡単なことのように言っていましたもんで。。。
予後がしばらく大変ですね。こういうことも、全然知りませんでした。どうぞお大事になさってくださいね。
yu_mama
2007/05/20 13:06
★yu_mamaさん、ありがとうございます。
いやいや、実は患者本人(ダンナ)が全くその辺が頼りにならない人で、自分の身体のことなのに「先生なんて言ってました?」とか平気で私に聞くのですよ。アンタと一緒に聞いたんじゃん!と言っても「覚えていない」のです。なので私がしっかり聞いて、さらに覚えておかないと困るのですね(笑)。加えて私はある程度「理解」していないと頭に入らないので、なるべく調べたり書いて整理したりとかするようにしています。しかもネットには渾身の体験記がどのジャンルにもありますから、私のは本当に覚書です。ダンナには全く期待できないし(体験記)。
退院後本当に日ごとに良くなっています。腫れはどんどん引いて、目も開いてきました。視界も手術前に比べて格段に広がっているそうです。現代医学ってすごいんだーと、しみじみ感動します。
moon
2007/05/21 21:57

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